2005年11月

日記 051102
「ルンルンはミニがお好き」　昔は懐メロという言葉にピンとこなかったし、全てがリアルタイムであったから懐メロという概念すらリアルではなかった。だけど最近、実家に帰って昔のＣＤを聴いていたら「ああん、なるほどん」と思ったよ。泣きそうになったよ。　昔に聴いた音楽を聴き直すと、その頃の記憶が蘇る。とくに「におい」。その頃の自分の部屋のにおい、部活から帰ってくる途中の道路のにおい、近所の家から漂ってくる夕食のにおい。そういうのが広がって懐かしくなる。　さて、僕が少年時代に好きだったアイドル宍戸留美さんのベスト版がリリースされます。・アイドル・ミラクルバイブルシリーズ　宍戸留美　だ、そうです。古い曲だけど、とてもよいと思います。僕の思い出抜きにしても。　ファーストシングルとかのアイドルアイドルっぽいのはポイントではなくて、サード以降の（セカンドにもその予兆はあったものの）楽曲が素晴らしい。　当時は「Panic in my room」とか「地球の危機」とかの派手なものに注目しがちだったのだけれど、実は「全人類が愛しい夜」「ママ、悩んでるよ」などのダウンテンポな曲が素晴らしかった。ジャスラックさんに怒られるだろうから歌詞は引用できないけど、「戦争が起きたら、ずっと逃げて」（という感じ）の一文が泣きそうになる。というか泣く。むしろこれは90年代よりも、今この時代にマッチするフレーズなんじゃないだろうか。　最近は電波ソングというジャンルがあるけれど、友好的に解釈するとそれを先取りしてるとも言えますね。彼女はこの後バンバンバザールとのデュエットをしたり声優をしたりするわけだけど、また石野卓球にリミックスとかしてもらいたいものであります。　ちなみに、パニックインマイルームではチャゲアスをＤＩＳってるよ！　すげえ。追記：　同日に、Qlair（クレア）のベストも出るじゃないですか！　「SPRING LOVER 大作戦」は超名曲だと思います。持ってないけど。iTMSにあれば即買うのになぁ。うむむ。
テキスト 051103
「僕はきみを助けたいだけなんだ」「あたしは、あなたを救いたいだけなの」　こうして二人は報われずに、ただ、嵐の夜がやってくる。
日記 051103
少女が母親を殺そうとする。テレビに知らない大人が出てくる。　彼女は○○だったのでしょう、と語る。ねえ、どうしてあなたはそんなことが言えるの？　どこにも答えなんてものがないこと、誰もがわかっているはずなのに、どうして「知っている」素振りで話せるの？　僕は本当に気分が悪くなって悩んだのだけど、答えはすぐに出た。　彼らがそれを仕事としているからだ。だから答えを持っているんだ。　残念ながら、世界のあらゆる少年少女は彼らの言葉がわからない。　そして、世界のあらゆる大人は少年少女の言葉がわからない。　もう一度言う。　○○だったのでしょう、なんてことじゃなにもわからない。少女と寄り添って話を聞いて、ふざけて、笑って、けんかをして、なんとか、時間をかけて、触れ合って、そして、愛情を感じる時に、少しだけ、本当に、わずかに、○○だったのかもしれない、って思えるはずだ。空調のきいたスタジオで、誰かの悩みがわかるなんて到底思えない。　あるいは、僕の考えていることも見当違いなのかもしれない。　僕はなにもわからないし、知識もないけれど、どうしてもああいう人達を見ると吐きそうになる。　これは思い込みによる一方的な嫌悪感でさえあると思う。　大人は信用できない、と、本当に思う。だけど僕は、大人と呼ばれる年齢になっている。　だから僕は、余計にどうしていいかわからない。
テキスト　051105
「文章分裂病」　きみが遠くにいってしまいそうで、悲しくなった。　僕がいくら手を伸ばしても届かない場所に、きみは、いる。　僕はきみになにをしてやれるのだろうと、一晩中考えていた。　きみは僕になにをして欲しいのだろうと、一晩中考えていた。　眠れない夜を越えて、朝がやってくる。　心の底からうんざりした気分だったけれど、空は晴れていた。　同じ空の下で、きみは心をごまかすために眠っている。　なんでもないんだよ、というふりをするために眠っている。　眠るための鍵を、数錠、手に取り、ひねって、水を飲み、差込み、眠っている。　僕が鳥ならすぐに飛んでいけるのに。だけど人間は飛べない。　それなのにきみは、どこか遠くに飛んでいこうとする。　置いていかれたら困ってしまう、と思う。僕の文章は酷く混乱している。　文字が入れ違え、思考が前後し、晴れ、る、国の、外へ、きみは、僕と。　僕は眠る。水を飲み、差し込めずに、ひねって、数錠。　空は晴れている。　文章はさらに混乱し、分裂していく。
日記　051106
インタビューとかで言ってみたい。「では最後に、ファンの方になにか一言を」「エロい写メールください」　ダメかにゃー。
日記　051107
（久しぶりに）外に出たら、まだ11月も始まったばかりだというのにクリスマスの飾り付けを行っていた。こうやって（なんかたらたらと小言）していくんだなぁ。　さて。日本で有料サンタ検定をやるということで、夢見がちな僕はワンカップ片手に参加しようと思いました。3500円払ってサンタになれるなら、とてもグッドじゃない？　だって中二ぐらいの女の子がいる家に勝手に忍び込んで、靴下をクンクンしたり、塩とコショウで軽くソテーしてほおばっても犯罪にならないじゃない（拡大解釈）！！　あたし、サンタになる（ほろ酔い）！ ……と、思ったのだけれど、グリーンランド国際サンタクロース協会は公認サンタになるための有料検定を行っていないということで、上記の試験では公認サンタにはなれないのでした。やめた。　サンタって妖精的なものかと思ってたのですが、キリスト教の司教さんがモデルなんですね。てっきりなまはげ的なあれかと勘違いをしていた。ごめんなさい。　日本独自のサンタ検定ができるなら、アメリカでもアメリカ独自のなまはげ検定とかやって欲しいですよね。カリフォルニアとかで、なまはげについてのテストをやって、ブロンド娘が30ドルぐらい払ってなまはげになるの。どう、これって素敵じゃない？　勝手に人の家に入って「ワッツアップ！　ワッツアップ！　ナグゴハイネガ！！」んで鉄砲で撃たれたりしてね。怖いね、銃社会。裁判ですよ、アメリカではすぐ裁判ですよ！！こぼれたコーヒーが熱すぎて裁判ですよ！　空が青すぎて裁判ですよ！！　日本にいる唯一の公認サンタは、パラダイス山本だというのは（一部で）有名な話だけれど、かといって公式サイトで子供に向かって「サンタさんの趣味はマン盆栽だよ」って説明するのは、なんとなくトラウマになりそうなので止めて欲しいと思った。　東京パノラママンボボーイズから勉強しなくちゃ理解できなそうで、最近の子供は大変だなって思ったよ。でも、山本サンタは、見た目が完璧にサンタなのでスゲー。さすが公認。サンタクロース http://www.santaclaus.jp/
テキスト　051108
「たまに書くよ。メイド喫茶について」　秋葉原にメイド喫茶が大量にできているそうです。僕はしばらく秋葉原に行ってないのでよくわからないけれど、乱立、という言葉がピッタリらしい。　そして、それぞれが独自のサービスを展開し、タレント性、エンターテイメント性、ゲーム性、キャバクラ性、色々な特色を打ち出しているらしいです喫茶店だけではなく、メイドマッサージやメイド美容院もあるそうです。　そんなご時世に物申す。　メイド喫茶というのは「メイドごっこ」であり、素人の女の子との、ギリギリのラインでの触れ合いを楽しむ場所ではなかったのか。お客さんは後ろめたさを「喫茶店だから」というプルーフで隠し、「俺メイドに興味ないっすから」的な態度を装いつつもジロジロ横目で見るというスタンスではなかったのか。いつからきみたちはそんなにオープンにメイドを受け入れるようになったのだ。それともこれは僕の考えが古いのか。今のオタク（あえてオタクと書きます）の人たちは、僕が考えているよりもずっと進んでいるのか。　タレント化して、テレビに出て、歌って踊れるメイドがいいのか。事務所に所属しているメイドと、近くにいれるというだけで満足なのか。いやさ違う。俺は違う。　そこにロマンスがない。そこにはロマンスがねえんだよ。ロマンスを妄想する隙間がねえじゃねえかよぉ。素人の女の子がドキドキしながらメイド服をきるのがいいんじゃねえのかよ。コスプレに興味がありつつも、一歩踏み込めない。だけど「ここは喫茶店だし」っていうプルーフを女の子側も持つ。だからメイド服を着ちゃいます。それがいいんじゃねえのかよぉ。　バイト初日、エプロンがまがってないか心配しながらの接客。「いらっしゃいませ（ここから小声で）ご主人様……」みたいな初々しさはいらないのか！　俺もほら、メイド喫茶とか行きなれてないからちょっとテレながらさ「あ、ども」とか言うわけよ！　「えと、こちらに、なります……」ってメイドは答えるの！！　んで俺が「あれ、禁煙席……って言ったんですけど。これ、喫煙……」「きゃ！もうしわけございません」「いや、うん、いいですいいです、こんでるみたいだし」「そんなっ、その、あぅ、あたしってば……」ってのがいいんじゃん！！　マニュアル通りの「ご主人様お嬢様、おかえりなさいませ」とかいらねええ！！！　照れろ！　お前ら、照れてくれろ！！　っていう！　ね！　プロとしてのメイド喫茶がいいなら、渋谷の文化村んとこにある、真顔の喫茶店に行けばいいじゃねえかよ。あそこのウエイトレスは地味なメイド服きてるんだぞチクショウ。本気の紅茶とか出てくるぞこのやろう。　はぁはぁ。　つまりね、もしかしたらこのメイドさんと恋が生まれるかも、的な隙が欲しいわけですよ。そんなの生まれないってわかってるよ。むしろ、生まれても困るよ？　だってそんなの、ねえ（赤面）。　ただ妄想するだけでいいの。ロマンスを妄想するだけで。ああ、きっとこの子、奥手だから好きな人にも告白できないんだろうな、とか妄想したいの。実際は知らないよ？　ていうか実際の話なんて聞きたくもない。　たどたどしく紅茶を運んできてくれて、ペコッって頭をさげて、そのままテテテって走り去ってくれれば、後は俺が全部補完するから。足りてない部分を全て補うから。だからメイドは寡黙であれ。一緒にゲームとか俺はいらねえ。なぜならストイックだから。ミニマムな要素のみで構成されたメイドを、俺が組み立てる。　そもそも、メイド＝俺の物、って感じじゃん？　だからさ、みんなに均一なサービスをされたらムカつくじゃん？　だからこそ、サービスは控えめがいいわけよ。あれ、俺の時だけ笑ってくれた？　みたいなゆらぎが出るから。わかるかな、こういうの。お金払ってメイドと会話とか遊ぶとか、そんなのファッションパンクだ。わかってない。　言葉数のすくないメイドから普通の接客を受けて、あれ、いまちょっと笑ったよね、って思いながら、俺への接客は他の客とは違うぜって優越感でいっぱいになって、そのまま帰宅してそれを思い出して自慰行為。　はっきりいって、それで十分。ダンスミュージックも音を詰め込めばいいってわけじゃないでしょ？　音の隙間を楽しむわけよ。メイド喫茶も同じ。つまり僕がいいたいのは、そういうこと。まとめ：僕もメイド喫茶に行って、オムライスに名前書いてもらったり、プリクラ一緒に撮ったりしたい。結論：ひがみ。追記：僕が数年前からずっと提唱している「ブルマ牛丼」ショップは、いまだにできてない。　　　　ここをご覧の企業のみなさん、新しいビジネスモデルとしていかがですか？　たぶん、　　　　最初の一ヶ月ぐらいはそこそこだと思います。それ以降は知りません。ぜひ我々にご相談を！　　　　あんたはブルマ着た女の子に「すみません、つゆだくで」って言いたくないのか。俺は言いたい。　　　　あと特別に「ぶっかけめし」ってメニューを作って「ぶっかけで」って言いたい。そして女の子に　　　　「は、はい……ぶっかけですね……喜んで……（赤面）」って言わせたい。言わせたいの！（ムキー）
日記　051109
海老めしを食べながら、風邪が早く治らないかなーと考える。　世の中は悲しいことだらけだ。
日記　051110
最近うちの猫（ナム子さん）が、仕事部屋のドアを勝手に開けて中に入ってくるので困る。　ネット用のケーブルとか携帯充電コードとか、噛み切られたら困るものを全部この部屋に集めてるっていうのに。　僕がいる時ならば追い出せばいいけれど、出かけている間に部屋に入った形跡があるとグッタリする。コードを全部確認しながら、なにか悪さしてないかとハラハラ。きっとiPodがなくなったのも、ナム子がどこかに隠したんじゃないかと思う。　先日、朝に目が覚めたら仕事部屋のドアが開いていて、ナム子がイスに座ってグウグウ寝てた。　このやろう、と思ってすぐ追い出したのだけど、なにか得策はないだろうか。うむー。　この女、俺のこと誘ってやるぜ的な色気たっぷりの視線。
日記　051111
作詞という仕事はやはりボツもあるわけで、クライアント様に「その歌詞は必要ない」と言われたら、いくら気に入っていても僕の言葉は宙に浮くわけです。　その中で、以前某ゲームのＯＰ用に書いた歌詞がすごく切ない（これは完全に自画自賛です）なのでちょっと載せてみます（どうせボツだし）。守れない約束で小指を縛る不安を乗り越えるには　それしかなかったんだ　これ悲しいよね。あー。　これはきっと（自分で書いておいてきっと、っていうのも変だけど）、気持ちがすれ違い、別れそうな、危うい二人が、「永遠に一緒にいよう」とか「結婚しよう」なんて夢みたいな約束をして、その約束という赤い糸で無理に小指をつなぎ、少しでも、一瞬でも長く一緒にいよう、ということなのだろう。　泣けてくる。あぁ泣けてくる、泣けてくる。でも二人にはもうわかっているんだ。失うものもあるって。ぐすん。
日記　051112
買った本、買う本。・靖国問題・Ｊポップの心象風景・Ｊポップとは何か・「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか　最近、新書サイズが多い。
日記　051113
今日は眠れないなー。という。　ここのところ、上手いふうに昼夜逆転が直っていたのだけれど、今日で一気にダメになった。眠れない。きっと朝がきて昼を越えて夜になってようやく眠れるのだろうなと予感している。ダメだ、今日は眠れない、という、確信がある。
日記　051114
とても辛い一日だった。　僕がヤクルトの容器だとして、現実は1.5リットルの炭酸飲料のようにしてやってきた。　一瞬で僕はいっぱいになり、もう、受け入れられない、なにも聞きたくない、なにもしたくない、というふうになった。だから僕はお酒を飲んだ。　路上で缶ビール、店で生ビール、マッコリ、焼酎、テキーラ。たぶん今まで生きてきた中で一番飲んだのではないか、というぐらいに飲んだし、実際、今までで一番飲んだと思う。　お友達を呼んで飲んだのだけれど、飲みながらボロボロ泣いたりとかした。なにしてんの、自分。　そしてタバコを久しぶりに、ひとくちだけ、吸った。最初から肺に入れるつもりはなかったからふかしただけだけれど、それでもヤクルトな僕はなにも変わらなかった。　そう言えば、酔っ払いながら「『ティファニーで朝食を』に出てくる女はツンデレだ！　カポーティは萌え作家だ！！」みたいなことを連呼してたんだけど、どうなのこれ。ちなみに、あくまで映画じゃなくて小説の方です。
日記　051115
11/8の日記でメイド喫茶のことについて書いたら、いくつかのサイトやブログからリンクをされたみたい。友達に○○からリンクがはってあったと電話で教えてもらった。　正直、思う。酔っ払った調子でメイド喫茶について書いた文章を読んでる暇があるくらいなら文学を読みなさい。嗚呼、太宰だ太宰。わかってんのか、太宰を読もう。なにしてんの本当に。　ところで先日、突発的にかなりお酒をボカボカ飲んだのんだけれど、その際になぜか半泣きになって訴えていたことは、僕の本を読んでいる人に、なんかこう、やっぱり物申すというか、伝えたいことがあってやってるんです、ということだった。心を削ってメッセージを訴えております、と。その結果、誤解されたりすることもあるけれど、今はライトノベルの文脈で小説を書いておるので、それを読んでいる若い子たちに切実に、真摯に、向き合って書いていきたいと思っておりますと。あたし言ってた。酔いながら。　隣にいる人にささの葉っぱを食べさせながら、言ってた。自分は年を取って、若いこの感性についていけなくなっても、ただ一人でやるしかないのです、と。自分は心を削り続けるしかないのであります。戦略的、分類的なことなんて本当にどうでもいいのですよ。　評論家になりたがる大人に向かってるんじゃなくて、切実に少年少女に向かって今は文章を書いている。あぁ、結局は救われることがなかった学生時代の自分を救済するようにして生きている、というわけだ。全国の登校拒否児、リストカット、援助交際、家庭内暴力、自殺、そのほか、迷いに迷ってるみんなの、ほんとうに些細な、ミリ単位でいいから、助けに、踏み台に、なんでもいいから、なりたい。　まだまだ未熟な自分ではありますが、いつかは、きっといつかは、文学で戦争をなくすのだと思っている。戦争で生きている人にとっては悪いけれど、僕は武器ではなく文字で、なんとか、やっていきたい。　最終的にそういった目標があるので、桑島のキャラは萌えない、と例え言われても大丈夫。生きていける。
日記　051116
インターネットを見てたら、メイドさんがガンプラ作ってた。　アイコンを足していく、というその方法論はどこまで通用するのだろうか。　すげー時代がやってきたぜ！！　ところで、しょこたんのコスプレが見たくてヤングアニマルを買った。ちくしょう！　俺、俺の性欲め！！
日記　051117
デイリーポータルで好きなのは、べつやくれい。こんばんは、桑島です。　↑っていう挨拶が書きたかっただけなので、今日は特に言うこともございません。　っていうのもあんまりなので、写真を一枚。　これ、ファミコン買った時についてくる使い方とか手入れの注意本なんだけど、ファミコンが擬人化して登場（左上）。なんで尻尾なんだろう。コントローラーのコードってこと？
日記　051118
（↓どこまでも真っ直ぐに、どこまでも笑顔で）　♪ 　じゃんじゃじゃんじゃじゃんじゃじゃんじゃ　じゃんじゃじゃんじゃじゃんじゃじゃんじゃ　うぉれはぁーくぅーわぁーしぃーまぁー　よぉーしぃーかぁーづぅー　くわくわくわくわ　よしぃかづでぇーす　らぁーいとのべるを　かいてますぅ　みんなにあいされる　にんきものー　って　……いうじゃなぁ～ぃ？　♪ 　じゃかじゃーん　だけど　あんた…… 　一日に一通メールがくればいいほうですからああああああああああ！！　残念っ！！　♪ 　じゃーん。　メールアドレスどこに書いてあるんですか？　斬りぃいいぃいいぃいいい！！　と、いうような、文章を一時期色々なところで見かけました。例えば雑誌のレビュー欄、例えば読者投稿、例えば個人のホームページ。　今では「ヨシカヅです……ポッキーが全部折れてたとです」とか「ハイッ！　ハイッ！ハイッハイッハイッ！！　あるある探検隊！！」みたいなものがとって代わってるかもしれません。既存のフォーマットで自分のテキストを構築しているわけですが、きっと書いてる人は「俺、面白い」って思ってるはずです。実際、それらの文章は面白くなっています。だからといって、その文章を書いてる人が面白いわけではありません。　もちろんみなさんご存知だと思いますが、このフォーマット自体に力があるわけです。　上記はお笑い芸人さんのフォーマットですが、これらのフレーズを使うことにより、自分の文章ではなく彼らの言葉のようにイメージされます。そうすると、声やテンポ、動きなどもプラスされて、普通の文章よりもパワーアップされるわけです。　普通の文章では送り手の声が伝わってこない、パーソナリティーが見えない、しかし他人のフォーマットを使うことにより、それが補完されます。　今のお笑い芸人さんたちは、いかにこのフォーマットを作るかというところで勝負をしていると思います。さらにテレビというメディアが力を持っているので、途中でチャンネルを切り替えて見ても、すぐに「あぁ、この人たちか」というようなわかりやすいものに向かっているように思えます。　今はそのフォーマットだけが奇形化して、正直なんなんだかわかんない、というものも多々あるかと思います。インパクト勝負といいますか。　フォーマットというのは、非常にわかりやすいと申しますか、さっきも書いたように「はいはい、あれね」という共通意識があるわけですから、すぐに想像できる、なにが言いたいのかニュアンスが伝わる、補完できる、他者がアレンジしやすい、などの利点ちゅーかなんちゅうか、そういうのがさ、ほら。ね。　つまり僕は言いたいことは、ツンデレとかメイドというキワードは全てそういったフォーマットに沿って流行っているので、誰でも共感しやすいと。　ただ芸人さんと同じように、フォーマットを作るのが第一段階であるとしたら、その上でどんなネタをやるのかというところが勝負ではないかと。　フォーマットに甘んじているようなことをしていると、はにゃーん、ってなるよね。　そして、フォーマットが強力過ぎると、旬というものもあるし、この日記の書き出しを読んだみなさんのような、なんとも言えない気持ちになるんじゃないかしら。ってことです。　なんにしろ、本当に消費が早くなりましたよね。なんでだろーなんでだろー？
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香菜、頭をよくしてあげよう/筋肉少女帯
日記　051119
良い子のみなさんや悪い子のみなさんからメールを頂き、お返事を書いたりしているのですが、「なぜ僕（桑島）がモテないのか」という問題に対して決定的な回答を頂きました。・桑島さんは「女子中学生のくるぶしを舐めたい」というが、あれはひく。ゆえに、モテない。　だそうです。なるほど、そりゃひくよね。というか、舐めるか。あほか。なんだ、本当に僕が女子中学生をひっつかまえて、無理やり靴下脱がして、おら、このやろう、って黙らせてくるぶしに塩コショーしてペロペロすると思ってるのか。確かに今、ちょっと想像して胸が高鳴った。自分で戸惑うぐらいにドキドキした。新しいなにかに目覚めそうになった。いやしかし違うのだ。ガッカリなのだ。きみたちの想像力にはがっかりであるのだ。　101回目のプロポーズというドラマの中で、男性が走行中のダンプの前に飛び出し「僕は死にません！　あなたが好きだから！」というけれど、死ぬだろ！　ダンプにひかれたら、いくら誰か好きでも死ぬだろ！！　つうか、ダンプにひかれて死ぬことと誰かを好きなことは別次元だろ！！　と、冷静に思うではないですか。それと同じだ。　みなさんも「舐めないだろ！　くるぶしは普通、舐めないだろ！」と落ち着いて判断して頂きたい。　しかし、もしかすると僕が思っている以上に「くるぶしを舐める」という行為が認知されているのかもしれない。なにかの本で、女性の眼球を舐める男性の話が書いてあって、愛する人の眼球を舐めるという行為が実は少なからず行われている、ということもあったし。　だからこそ、この「くるぶしを舐める」というフレーズは妙な説得力を帯びてしまっているのかもしれない。そして、こう何回も「くるぶしを舐める」という文章を書いていると、なんだ、バカみたいな気持ちになるなーと。そう、思った次第でございます。　だから僕はもう、女子中学生のくるぶしを舐めたい、なんていうことは書かない。あれはジョークであった、とここで説明したい。だからモテさしてください、と思ったけれど、もういいよバカ、ふん、僕だって相手にしてくれる女の子の一人や二人いるよ（脳内とかゲームの中に）。なんてことを書いている時に、友達から「合コンに行かないか」という誘いの電話があったのだけれど、知らない女性と（仕事でも友達でもなんでもないのに）飲むという行為が恐ろしく、震えだしそうだったので丁重にお断りをした。　キャバクラとかね、例えばそういうところだったら、相手にお金を払っているし、丁寧に扱ってくれるではないか。仕事だったら無礼がないようにと、なるではないか。　だが一般の女の子は「なにこの人チョーキモくね？」とかたぶん俺を見ていうので、そんな鉛の弾が飛び交う場所にはいけない。例え面と向かって言わなくても、女の子だけになった時に「あの小説家とかいってたやつ、ウケるよねー。キイタコトネッツノ」かなんか言って僕と僕の読者にツバを吐きかけるのだ。許さん、許さんぞ。俺はともかく、俺の読者をバカにすることは断じて許さんぞ！　お前の見ている夜の夢は夢か！　夜の夢こそが現ではないのか！その世界では俺の方が有能であるぞおおおぞおおぞお！！・桑島さん、被害妄想がすぎます。ゆえに、モテない。　はい。そんな僕を、逃がさないで。　「あ、もしかして女子中学生じゃなくて、女子高生だったＯＫ？」「黙れ」「はい」
日記　051120
今でている某ムックに、僕の写真が掲載されているそうです。ほら、前に言ってた、せめてフォトショで加工したほうがいいんじゃないの、なんでそんな気の毒な写真を載せようとするの、っていうやつ。だから宣伝はしません。するもんか。　雑誌とかに載る前に写真チェックというのがあって「この写真でいいんですか」と聞かれるんだけど、嫌ですっていうのもあれだし、実際にいっても「じゃあ他にマシなのあんすか。ねえだろボケ」って言われるので黙って下唇をグッと噛みながら「は……はい」って頷くんですね、僕は。ミニスカートのすそをキュッと手で握ってね。うん。女装癖がありますから。ねえよ。　で、そこで僕の名前が「くわしまよしかづ」じゃなくて「くわしまゆういち」って書かれてるらしいよ。別にいいんですけど。いいんですけど、これ本当にいいんですけど、だって俺、有名になって、売れっ子になったら、間違えたやつの家にいって、一人ずつ殺す。　まあそれはいいんですけど、神様家族の発売元がメディアファクトリーなのにメディアワークスって書いてあるらしい。正直、それは汗が出た。いかがなものか。　もちろん本を取り上げて頂くことは嬉しいし、これ以上ない幸せであります。　でも「メディア」の部分は同じだけれども。電撃文庫からは出てませんよみなさん。本屋さんにいって「神様家族ってありますか、電撃文庫の」っていうと「そんな本は出ておりませんよ、電撃ならドクロちゃんがおすすめです」「じゃあそれで」ってなるよね。じゃあそれでってなんだよちくしょう！！　ドクロちゃんめ！！（完全な逆恨み）　というか、ライトノベルといえば「スレイヤーズ」と「ドクロちゃん」、っていう僕の偏った知識はどうなってるのでしょうか。あと、「ねこたま」ね。　あ。思い出した。なくしていたiPodですが、出てきましたよ。床に落ちてたティッシュの箱の中からボロッと出てきた。さすがにあれは驚いた。あのビニールのビラビラの部分あるでしょう、ちょっとエロティックなところ。あそこからiPodがボロッって。老人のブリーフの隙間から男性器がボロッと出るみたいに。どうよこの暗喩。超えたね、壁を。　まあそれはいいんですが、どうやらティッシュのとこに置いておいたのを、猫が中に入れてしまったようです。　というわけで僕のiPod人生は復活しました。ありがとう。でも一人ずつ殺す。＊雑誌見たら、すげー小さく載ってた。なるほどー。小さくてもブサイク。死にたい。追記：名前は間違えてなかったそうです。それは別の本でした。　　　　えへへ、ごめんちゃい！（殺すとか書いておいて、謝れば許される思うゆとり世代の弊害）
日記　051121
最近のテレビに対する不信感は、例えば大量の食べ物を粗末にした後で「この後、スタッフ全員で美味しく頂きました」と平然とテロップで出してしまう不誠実さに所以すると思われます。絶対食ってねえだろ、っていう。ね。　良いこのみんなは真似しないでね、とか、悪用厳禁、とか、このゲームに出てくるのは成人女性のみです、とか、世の中にはその手の言葉が溢れているけれど、それを無自覚に使うようになったらお終いだと思う。　言葉は意識して使わないと、いつか言葉にやられてしまう。　現に、宣伝文句的なものって既に信用されてないじゃないですか。感動の作品！とか、ハリウッドで大人気！　とか。またかよ、っていうことでありまして。　本屋さんの手書きポップが受けるのも、「これは信用できそう」という「店員さんの個人的なオススメでありますよ感」が漂っているからなんじゃないかなー。　そんでそれが一周まわって、「当店の売れ筋！」っていう手書き風のステッカーが出荷当初からＣＤに貼ってあったりして、もうなにがなんだかわかんなくなったり。　「あの文句（フレーズ）がいいみたいだから」ってんで使うんじゃなくて、意識しないと。言葉がどんどん信用されなくなって、どんどん死んでいく。そして、自分の首をしめることになって、最後にはやられちゃう。　だからなるべく僕としては、誠実に文章を書いていきたいよねーとか思う。　信用されなくなるのが一番困る。届いて欲しい相手に届かなくなるのが一番困る。
日記　051122
桑島由一が送る、感動のクリスマスストーリー。　はい。あのね、たぶん去年じゃないよ、えーと、何年か前にクリスマス用のストーリーを書いたんですね。これが。で、まだ早いけど時期なので再公開します。　絵を描き直して、絵本にして売りたいと思ってます。絵本は儲かると聞きます！！　銭じゃ、銭が欲しいんじゃい。これを絵本にして売ってくれるという出版社の方、ぜひ！ ★あるところにいるクマ
日記　05112×
一時期本当にグッタリとして、もう世の中なんていやんばかんと思っていたのだけれど、最近ようやく復帰してきました。と、自分では思っていてもそれが本当に復帰なんだか一時的なあれなんだかわからなくてチキショー。困りますね。　今サイトをよく更新しているのは、線香花火が消える前にパリパリするのと同じかもしれないです。　とかなんとかいいながら、やんやかやんやんと頑張りたいと思います。優しい気持ちで、娘のお遊戯会を見る感じで見守って頂けるとありがたいです。　僕の人生は呪文でいうと「ラリホーマ」、作戦でいうと「いのちをだいじに」。　退屈な人生からのリレミト。毎日はセーブできない冒険の書。
日記　051125
何年も前にテレビで宝くじスペシャルみたいなのやってて、その中で「売れ残りの中から当たりは出ません。なぜなら全部破棄するからです」というのを見て「どういうこと？　意味わかんね」と思っておりました。　で、最近結論が出ました。・売れ残りの中から当たりが出ることも、そりゃ、あるよね。　以上。ってことは、僕が見たテレビは幻だったのだろうか。それとも虚飾か。虚構か。　ところで年末はイベント目白押しであり、スタ平さんもライブやるし見たいなぁとか、でもあのパーティーと日にちかぶってるなぁ、やっぱここは喧嘩両成敗的に両方いかないことにするか。ってそれ、どっちも見られない僕が一番損するじゃん。意味ないじゃん。などと悶々としております。が、それよりなにより真面目に仕事をしなくてはということで、たぶんうちで仕事をしていることでしょう。　あまりにも色々なパーティーがあって、全然把握できてません。むー。
日記　051126
音くんが近所（でもないんだけど）でＤＪするというので、先日ささの葉っぱを無理やり食べさせた身としては謝罪の意味も含めて見に行かねばと思って行きました。　そしたら、会場にはブリーフ姿の男性が首輪をつけて歩いていたり、僕よりもずっと背の高いドラァッグクイーンの人がいたりして驚いた。会場の雰囲気に飲まれたのと、知ってる人がいなかったので、とにかく酒に逃げた。そしてＤＪが終わった瞬間、そのまま会場を後に。　いやー、貴重な体験だったけれど、人見知りの僕には刺激的すぎました。　もうすぐラム先生のアルバムリリースパテーィーもあるし、linearっていうパーティーでは MOSAIC.WAV がライブやるらしいし、見たいなぁと思うけれど、行けるのかなー。行けるといいな。　最近思うのは、もうオールナイトのイベントはしんどい。体力の限界です。辛いなぁ。ところでMOSAIC.WAVの「ふつうのうた」という曲は、すごいＰ-ＭＯＤＥＬっぽくて面白いのです。ベースラインとかとくに。　ところで、あんまりもう言わないかもしれないけど「電波ソング」って呼ばれるものって、 HIPHOPに似てるなーと思った。ラップのリリックとかってHIPHOPのカルチャーがたくさん入ってて、その文化を理解しないと読み解けないということが多い。電波ソングも秋葉原系の用語がたくさん入っているので。文化が大前提としてある音楽としての共通点というか。　でもまぁ、だいたい音楽ってそんなものか。どっちにしろ電波ソングの歌詞が、萌えの対象から秋葉原というカルチャー自体に寄ってきてるということは、その文化自体に価値が出てきたということでもあるかもしれないけど、みなさんご存知の通りあっという間にマスに消費された。うへへ。　つまり、電波ソングの方向性を追いかけていると、秋葉カルチャーがどこに向かおうとしているのかがわかるんじゃないかなと。というようなことを考えてたのだけど、わりと的外れだなと思った。　もうちょっと言ってしまうと、そのアーティストの志がわかる、と言ってしまってもいいと思う。　秋葉とか云々とかをキーワード的に入れれば、他者からの認知があっといまに「秋葉系」になるわけで、つまりそれは短絡的というか、とりあえず「ＹＯ！ＹＯ！」って言えばＨＩＰＨＯＰっていうのと同じなんじゃないかな。もうちょっと考えてる人は、少し自覚的な言葉選びをすると思うんですが。　例えば（本当に例えば、ですよ！）かわいい女の子が「ネコミミにゃー」とか「メイドですぅー」みたいな歌を無自覚に歌うことは、手法に頼りすぎているんじゃないかしら、ということです。さらに言うと、そういう意味では違法ファイル交換（を思わせる）の歌を作ったモモーイさんとかってやっぱりILLでDOPEですよほんま。
日記　051127
小学校の頃の恩師の個展にいってまいりました。素晴らしい先生だったので（当時は特別なにも思わなかったけれど、思い返すとすごい）、こんな小説を書いてます、とかご報告をしたりとか。はい。　油絵を描いてらっしゃるのですが、絵をさしながら「ここの赤。この赤の絵の具が高いんだよ。 1600円」とか「これは安い絵の具だね。600円」と説明していたのが印象的でした。　絵の具の値段という観点からの絵画鑑賞。生まれて初めてです。斬新すぎる。　たぶん照れ隠しなのかもしれない。先生、大好き。　前にも書いたと思うけれど、この先生のスゲーカッケーエピソード。　掃除の時間に生徒が掃除をサボりまくってて、掃除やだーめんどーみたいな感じに。「なんだお前ら、掃除嫌か？」「いやでーす」「じゃあ今日から掃除しなくていいぞ」「わーい！！」　生徒、大喜び。そして本当に掃除をしなくてもいいことに。今まで掃除に使われていた時間は遊びの時間に。最初は喜んでいた生徒。しかし、徐々に教室が汚れてきて、ホコリが落ちていたり、ゴミ箱があふれたり。給食の時間とかにそれだと、食欲も失せてきます。教室は汚くなる一方。テンションのさがってくる生徒。しかし先生は「掃除しちゃダメだ。お前らが決めたことだ」と掃除させてくれない。　結局、生徒たちが集まって「掃除させてください」とお願いをしにいったのでした。先生は「掃除が大切なのわかったか？　もうサボるなよ」と言って一件落着。　小学校の時の記憶だから正確じゃないだろうけど、だいたいこんなん。カッコヨスギル。いまこんなことやったら、すぐに親が怒るだろうなあ。んもう。　教育って本当に大切だなー。
日記　051128
桑島「○○っていうバンドがいま好きなんだよねー」友達「えー。あたしの友達、そこの人にストーカーされてたよ」。　こんなニュアンスの会話を前にしたことがある。なんか世の中は怖いなーと思いました。僕もどこでなにを言われてるかわからない（というか、色々又聞きとかしてヘコむ）。なるべく誰にもなにも言わないで生きていけたらいいなーと思う。でもそれは無理だから辛いものですね。　例えば、憧れの、大好きな、有名人に会える、というチャンスがあったらどうしますか？　きっと僕は「会わなくていいです」って言うと思う。会ってしまうと夢が壊れるとかそういう問題じゃなくて、ただ単に消極的である、という理由で。　人生損してるのかしら。でも人が怖いんですよね。仕方がないのでヒロボン打って頑張ります（何度も言いますけど、ジョークですよジョーク）。　僕の人生というのは、大好きな恋人がいて、その子にずっと夢中でいて、それから何年も連絡を取らなくても普通に友達でいられる友達が何人かいて、というのが理想です。　もちろん、僕の話を聞いてくれる（文章を読んでくれる）みんなも大切。
日記　051129
ペットショップに行って猫を見てたら、その猫の誕生日が僕と一緒だった。　こういうのって運命を感じてしまうんだけど、うっかり飼ったりするとうちのナムコにイジメられそうだからやめておいた。アメリカンショートヘアーだった。かわいかったなぁ。　その後、某出版社さんのパーティーにいって、人見知りを炸裂させる。基本的にあれだ、たくさん人がいると怖くて仕方がないです。いつも一緒にいく人もいなかったので、やたらお酒を飲んで酔った。一人でフラフラしてた。　会場で、生まれてはじめてフォアグラを食べた。すごいよ、フォアグラの下にホタテが！　なんて贅沢な……。　その後友達と合流して電気ブラン３杯とテキーラ２杯を一気したのがまずかった。池袋で飲んでたはずなのに、なぜか新宿にいた。どうやって移動したのか記憶がない。その後、気付いたら焼酎のボトルとか店に入れてた。なにしてんの、そんなのいらないってのもう。　それからグッタリして、ほとんど覚えていない。あぁ、こんな学生みたいな酔い方するなんて。　次の日はまったくなにもできなくてずっと寝てた。禁酒、とまでは言わないまでも、アホみたいな飲み方はもうやめよう。大人だ、僕は大人なのだ。大人？　嗚呼、モラトリアム。　そういえば、歌舞伎町でお金をおろそうと思って並んでたら、外国人の方に割り込みされた。「次、僕だから。ネクスト、ミーミー」とか言ったら「ファッキントークアバウト」とか言われた。　ファッキンジャップぐらいわかるよばかやろう（言われてない）。
日記　051130
電話で「オタクの女の子は素晴らしい」という話をする。僕は茶髪とかミニスカとか露出過多とか、そういう女性が苦手なので、オタクの女の子には黒髪、ベーシック、厚着、みたいな子が多いからいいよね、という。オタクの女の子が全員そうであるという偏見ではないのけれど、ファッションに使うお金をアニメや同人誌にあてる結果そうなりがちですよね。　だからと言って、オタクの女の子ならば誰にでも恋をする、というわけではないですよ。「なによ、あたしを好きなのはオタクだからなの！？」みたいなことをハニーに言われちゃいそうだなぁ。んもう、違うよ、きみを好きなのは、きみがきみだからだよ（脳内の恋人に向かって発言）。　別れたり失恋したりとかって本当に辛いですよね。だから「桑島さんのこと逃がさないぞ★」とか言われると、死ぬほど安心する。いいよね、そういう恋愛って。おいおいハニー、僕はどこにも逃げないＹＯ、だから泣かないでおくれ、涙を拭いておくれ、とか言いながらキスしたいなぁ。っていうかする。ぎゅーって抱きしめる。あぁ。あぁ。ぁ（一人のベッドで転がりまわってます）。　そんなこんなで最近は朝の六時に起きようと必死です。健康的な生活をしていれば、きっと幸せになれるはずだから。たぶん。