日記 0509

 マンデイ満ちるは、月曜日以外はなにしてるの? 

 こんにちは、桑島です。まったくもってご無沙汰です。
 世間がblog、blogって、一日50回更新すげーとか言ってる時に、
数ヶ月もほとんど音沙汰なしですよまったく。どういうことでしょうかね。

 ネットの性質が変わってきたなあと思います。なんというか、一言でいうと
「更新頻度命」ということでしょうか。良質な文章アーカイブ的なサイトは
もうありませんね。アクセスするたびに更新されているか否か、それが今の
主流なんでしょうね。僕もそういうのをテストパターンでやってはいた
のですが、書き流す文章が云々……。まあどうでもいいや。
どっちにしろしょこたん☆ぶろぐは面白いですね。僕も美少女に生まれたかった。
そしたら、あんな感じで自分撮りをしまくるんだ。パシャリパシャリ。
 だけど、こういうのを見て素人の女の子がマネをしてどんどん顔を出していくって
いう方向になってしまったら、と少し不安を覚えます。世の中怖いからなぁ。オウンリスク。


 色々と大変だった僕ですが、いまだに大変です。太りました。
もう、醜い。酷いよね。痩せなくちゃいけない。まったくもう。
今度、某雑誌(?)に写真が載るみたいなんだけど、これがもうブサイクで笑った。
 そりゃモテねえよ。こんな作者が書いてると思ったら、小説も買いたくなくなるよね。
だから「他の写真にしてください。モテそうなやつ」っていったら「ありません」だって。死のう。
腹を切って死のう。そんなわけで、世間様に僕の曲がりッツラ写真が公表されます。死のう。
というか止めたい。その流出をぜひ止めたい。うぅ。世の中にはフォトショップってもんが
あるんだから、どうにかしてくれたらいいのに。お、おれだって知ってるんだぞ。電子の力で
加工できるんだろ。ちくしょう。


 最近の僕の動向。

 小説を書いてます。書いても書いても終わらない。ごめんよみんな。でもちゃんと書いてる。
サボってるわけじゃない。確かにPerfumeのライブに行ったりしたけど、それは、その、
それぐらいはいいじゃないか。僕にだって息抜きは必要だ。
そうなの、息抜きが大切。抜かせて。抜いて。ヌキヌキ。
 というわけでPerfumeですよ。今の僕のイチオシのアイドル。まさか27歳にもなって
アイドルにハマるとはおもわなかった。のっちかわいい、のっち。
ライブに行って、前の方の列で「ウヒャー」とか叫んでる。やばいな。マブいよな。ILLだね。
 最近の目標は、どうにかしてPerfumeとつながりを持つこと。どうすればいいか
考えたんだけど、日本酒を一気して、事務所の窓ガラスに全裸で突っ込むっていう珍アイデア
しか浮かばなかった。ダメだな。おれ、想像力枯れたな。死のう。
 で、リニアモーターガールっていう曲でメジャーデビューしたPerfumeなんだけど、
その昭和的なテクノ言語感覚? 「それってテクノっぽいよね」と細野さんも思わず
言ってしまうとかしまわないとか。というか言わないけど。いや僕なりの誉め言葉。はい。
 Perfumeは、もしかしたらプロデューサーの中田ヤスタカさんのメインプロジェクトである
capsuleよりいいかもしらん。カプセルは系譜が見えるけど、Perfumeは突然変異的だし。
なによりアイドルというのはいいものだ。かわいい女の子が、かわいい衣装を着て、かわいい踊りを
踊るのですよ。全てが「かわいい」方向に向かっている。そりゃかわいいはずだよね。
 パヒームの次にハマってるのが、ヨハン・シュトラウス。よくわかんないけど、テレビで
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートやっててそれで好きになりまして。CD買って聴いてます。
あとはラムライダー。ラムさんと知り合ったのは、もう五年ぐらい前になるんじゃないかしらと思いつつ、
CDを聴いております。当時は顔がドクロだったのに、今はメガネだよ。変われば変わるもんだ。

Perfume ←音が出ます。
ヨハン・シュトラウス
RAM RIDER

 なにこのまとまりのなさ。僕のCDラックがケオスに。いま、ケオスに!

 ところで、女子中学生から「桑島さんの食生活が心配です」というメールを
貰って、むせび泣いた。その子からコロッケのレシピを教えてもらったりした。
 心配かけてすまねえ、と思った。大丈夫、桑島さんは、ゴハンを炊いて、
それに焼肉のタレだけをかけて食ったりとかしてるから。すごいよね、この食生活。
だって料理できないんだもの。本当に。まいった。
 あとさ、ガリガリ丼って知ってる? あつあつのゴハンに、ガリガリくんを乗せて
食べるの。これは一度やったけど、口の中がクライムに。ホワイトカラークリミナル!
 結論:ゴハンとガリガリくんは合わない。


 そう、僕にメールを送ってくださる方にお知らせ! 
 メールを頂くのは(本当に、大変)嬉しいのですが、本名じゃなくても
いいので、せめて名前ぐらい名乗ってください。あと、一応初対面のやりとりに
なるわけだから(対面はしてないんですけど)、常識ある内容にしてください。
 僕は人間だからミッキーマウスみたいにいつもニコニコしてないし、
機嫌が悪い時もあるじゃないか(生理中とかネ)。そういう時に変なメールを
読むとやっぱり嫌だなぁと思うのです。ごめんなさい、生意気言って。でも
あたい、あんたのこと好きだ……か……んもう、しらないんだから!(ツンデレ)

 そうだそうだ。携帯のアドレスからメールをくれる人がいるけれど、
文字量の制限とか、夜中に送ったら迷惑かしらとか思って、お返事が
PCのアドレスに比べて遅れると思います。あと返事きてねーよーって人は
催促メールをください。普通に送り忘れとかしますから。ごめんなさい。
 BBSもお返事できてないけど、ちゃんと見てます。色々な書き込み
ありがとう。昔は知り合いの人だけが書き込んでいたから、今の感じは
不思議な気持ちになります。ただ、作家のサイトのBBSとして、今のゴム底
掲示板は役割が不十分というか不透明な気がする。あったほうがいいのかしら。
メールより気楽にメッセージを伝えるツールという点では意味があるのかな。

 あとメールで「シナリオライターになるにはどうしたらいいんですか?」という
質問を多数頂くのですが、検索サイトで「シナリオライターになる方法」とか
キーワード入れた方が、僕に聞くよりずっと実用的だと思います。だって僕は
知り合いのイラストレーターさんに「やってみない?」って言われただけだもの。
そんな僕なので、どうすればなんてわからないのです。しいて言えば、
シナリオライターを探している絵描きさんと知り合いになる、です。
 ネットで探していれば「シナリオライター募集」とか書いてある会社もあるだろうし、
便利な世の中なのだからそれを利用してみてくださいね。


 最近! 萌え産業がどうのとか、オタクはプロフェッショナルだとか、
好きなものを追いかけてて素敵だとか、アクビとゲロしか出ないようなテキストを
よく見るけど、こういうのがてんで的外れだってことは、当のオタクの人たちが
一番よく知ってると思う。だからオタクの人も、そうでない人も、とにかく
やりすごそうね。そういうこと言ってる人たちは、次になにか見つけたら
すぐそっちに行っちゃうんだからさ。留まることの大変さを知らないんだよね。
 中にはこういう流れに乗ってお金を儲けたり、うまくやったりする人がいる
けれど、そういうのはなんていうか……ヤダナー。←やっかみ?
 まあ、どうでもいいんですけどねー。←みつまジャパンを意識?

 僕は自分がオタクだとは思わないけれど(知識もないし、熱心でもない)、
普通の人にそう言うと「なに言ってんだよオタク」って言われる。だけど
オタクの人たちと話をしても、ついていけない。こういう中途半端な状況が
一番困るんだよなぁ。とろこで世間の人は「オタク」の定義を行動や言動で
決めようとするけど、実際は見た目でカテゴライズしている気がする……。

 ポイ捨てよくない。イジメ格好悪い。ホワイトバンドは意図を理解してから。

 もう僕らはちゃんとした大人なんだから(子供の人でも、自分は大人だと思ってる
だろうし)、ケンカとかイジメとか悪口とか、そういうのは責任の取れる範疇で
やるのがいいと思う。まぁイジメは責任云々を置いといてよくないけどね。他人に
されて嫌なことは、他人にしないように心がけよう。想像力を使おう。それが
なくなったらおしまいだ。思考は飛行。想像の世界を飛び回る。ってことで。

 とにもかくにも、日頃から「セックスがしたいセックスがしたい」とブツブツ
言ってるわけですが、なんていうのだろうか、これはセクハラでも下ネタでもなくて、
純粋な欲求なのでありますよ。そんなにしたいなら風俗に行けと、ある人はいいます。
だけどセックスってそういうものじゃないでしょう。愛する人と身体を重ねるわけ
ですよ。そういうのって素敵。うっとり。バラの香りがするの。泡のお風呂に入るの。
そういうことがしたい。キスがしたい。あー。キスしてえええええええええええええ。
 好きな人に近づいていたい。胸を触ったりしたい。女の子の胸がどうして膨らんでる
かというと、あそこには愛が詰まっているんだよ。じゃあ胸の小さい人は愛が少ない
のかとか、そういう話じゃないでしょう。男の子は愛をつかむために生きてるんだー。
 女の子の胸になにが詰まっているかって話はうっとりするけど、男の人の袋に
なにが詰まっているかって話はゲンナリするなあ。うん。これは下ネタだ。ごめん。
 でも一応仮説だけ立てておくけど、男の子の袋には夢が詰まってる。これから
玉袋のことは夢袋と呼んでください。

 このサイト、見てくれる人の中には小学生や中学生もいるかもしれない。
だけど僕はエロいことも言う。PTAやお母さんに怒られるかもしれないけど、
なんていうのか、「そういうことじゃねえだろ」って思う。「おっぱいがいっぱい」
って歌は子供も歌うでしょう? そういう気持ちでやっていきたいと思ってるんだ。
年齢制限はナンセンスだと思う。言いたいことはわかるけれど。
 理想は、どうして年齢制限がかかっているのか、それを理解できるようになること。
理想だけどね。

 もうすぐ28歳になります。まさか自分が28歳になるなんて。どんなジョークよりも
笑ってしまいます。これを読んでる十代の人も、自分が28歳になったら笑って
しまうと思うよ。なんの準備もできてないのに、時間だけが僕を押し上げる。待ってて
欲しいものだよ、せめて両手に荷物を持つ猶予が欲しいものです。
 噴水を想像して欲しい。時間の噴水によって、またいっこ上に、ポン、と、
押し上げられる。一年経つと、また噴水が僕を押し上げる。時間制限つきのゲーム
みたいだ。来年は両手になにか荷物を持っていれればいいな。できればお姫様を
抱きかかえて、一緒にうえにいければいいんだけど。それはきっと、夢のまた夢だ。


 28歳の僕の目標→「基本的には禁酒の方向で。飲む時も節度を持って」

 clearloversoul*   ←クリアラバーソウル
 clearloverosesoul* ←クリアラブローズソウル

 思いつくままに書いてみました。×××







 言い忘れてた。ハッピーバースデー、マリオ。

日記 0509


 禁煙して、もう一年近くなるなーアッハッハと思っていたら、
まだ半年ぐらいだった。僕は時間の感覚がおかしいようで、何年になにを
していたとか、そういうことをほとんど覚えていない(あるいは興味がない)。
 こういうのって、過去に対してだけならいいけど、未来に対してはまずいんじゃ
ないだろうかって心配になった。腹を切ろう(そればっかり)。


 朝起きたら、携帯のメモ機能に「水着占い 星ひとみ」って
書いてあった。寝てる間に、無意識でメモしたらしい。うーん。


 サイドプロテアの「未来のエネルギー」をよく聴いてます。
秋葉原+SF(少し不思議の方)+ラウンジ+健全な歌声、という
絶妙な加減がよいです。とくに「インターネット」という曲が秀逸で、
ホンワカしながら聴いてます。歌詞もかわいくていいのです。
 誰かクラブで、「プラスチックガール」との二枚使いで僕を夢の世界に
連れていってください。ちなみに、この曲はDJのフクダさんが
かけてるのを聴いて知りました。インターネットでワサビがいっぱい★
 それにしても、コンテモードの中田ヤスタカさんを、どうしても
田中ヤスタカと言ってしまうのは、どういう種類の呪いでしょうか(たぶんFPMの呪い)。


 Perfumeのリニアモーターガールですが、これも何度も繰り返し聴いております。
最初はずいぶんとトリッキーな曲をメジャーデビューにぶつけてきたものだと
思ったのですが、聴きなれるといい感じです。歌詞も削ってる感じがいいのかなぁ。
 カップリング(って最近言わないですね)に入ってる「コンピュータードライビング」は
サビ前にLOWが削れる、スピーカーが壊れたのかと思う仕様。びっくりした。
どれぐらいびっくりしたかと言うと、バンバンバザールと宍戸留美がデュエットしてる
のしった時ぐらいびっくりした。ちきゅーのきっきっ、ちきゅーのきっきっ!!←無関係
 この曲(「地球の危機」じゃないよ)、ライブでのダンスが「ハイスクールララバイ」みたいだったけど、
意識してるのかな。うーん。テクノポップ! ポップマエストロがお店のBGMを選曲してます!
 それにしても、Perfumeを知ったのはイイヤンさんがクラブで「これあげます」って
「スイートドーナッツ」のレンタル落ちのCDをくれたのがきっかけだったんだよなぁ。
最初はネタかと思ったけど、ちゃんと聴いたらよかったので感動した。「ジェニーは
ご機嫌ななめ」のカバーとか熱い。ジャケットとかも、ある意味熱い。やけどする。


 ベンチャーズの「10番街の殺人(Slaughter On Tenth Avenue)」が好きで、これまた最近
よく聴いてます。僕とギターサウンドとの関係は「寺内ヘンドリックス」という音楽番組だけ
だったのだけど、その想い出の一曲といった感じ。ジャラジャラしたギターの音っていいですよね。
スティールギターの音とかも好き。エフェクターで歪みすぎた音はあんまりわからない。


 久しぶりに漫画を買いました。「さよなら絶望先生」。
 一番笑ったのが「クド●ンのお客さんはやさしいなあ」ってところ。部屋で膝から崩れ落ちた。
 携帯でメールを打つ時は、心の中で「めるめる」言ってます。オノマトペ!





 僕の使っているノートパソコンです。外で仕事をする時に活躍しております。
 ステッカーがたくさん貼ってあります。打ち合わせの時は、ちょっと恥ずかしいです。


「女子高生ロボット戦争」という映画をレンタルビデオショップで見つけ、
どう反応していいのかわからずに言葉を失う秋の始まりの夜。


テキスト 0509

 アニメのコスプレもののアダルトビデオで、女優さんが棒読みで「気持ちいいニャン」
とか言ってるのを聞いた時に感じる「やはりお前にはまだ早かったか感」。

テキスト 0509

■近況報告 vol.1

 頑張ってます。それはもう頑張ってます。先生も「頑張ってるね」って言って
くれました。はい先生、僕はあとどれぐらいしたらここから出られますか?
いいから今日は注射を打って寝なさい。はい先生。ぐうぐう……。
 あらあらグッスリ眠ってますわね、先生。ああ、彼には現実と夢の区別が
ついているんだろうかね……。 どうなのでしょうか、こんなに穏やかな顔をしている
っていうのにね。そうだね、まるで眠ってるみたいだろ?。いや先生、眠ってるんですよ。

続く。

日記 0509

 僕の知り合いの女の子で、グーグルを使うのがめちゃめちゃ上手いというか、
すぐ検索して「これだ! なるほど!」とか言ってる子がいる。
 もう一人の女の子はグーグルを使うのが下手なようで「イメージ検索って?」と言ってた。
たとえば料理が下手な女の子が指を切って「イタッ、切っちゃった(てへ)」みたいなのと同じで
「あれ? 名前が同じだから検索できなぃよぉ〜」みたいなドジっぽさが認められる世界は
やってくるのだろうか。
 また
「やっぱり結婚するなら検索の上手いこがいいよな」
「そうそう、すぐ見つけちゃってな。ソースとか探せる子な」
 みたいな会話をサラリーマンが居酒屋でする時代がくるのだろうか。

 まー、どうでもいいか。

日記 0509

 眠れないなぁ。

 Massive Attackを聴きながらベッドに入ります。
「100th Window」っていうアルバムが特に素晴らしいよ。

 昔はダウンテンポの曲とかアンビエントは聴けなかったけれど、
最近はそんなのばっかり。ダブとかね。
 年を取ったってことだろうな。ユルいのがいい。
ユルくても、しっかり温かかったり、太かったり、重かったりしてるやつ。
細くて冷たくて突き刺さりそうなのもよいけどね!

 僕よりも若い、友達の女の子は、朝からファットボーイスリムの陽気な
ブレイクビーツ(DJ MIX CD)を聴くんだ! 信じられない!
 たぶんこれって、「朝からカツ丼!? 信じられない!」みたいな話だよ。
 僕は朝はDubとかAmbientでちゃーっと済ませる。んふ、入んないから。


>僕よりも若い、友達の女の子は、朝からファットボーイ

 午前中に聴くって意味じゃないよ、寝起きでだよ。
 目覚まし時計を止めるより早く、ノーマンクックなわけだよ。
 そりゃ快活なお嬢さんができあがるってわけだ。あやかりたい。

0509

 いまiTunesでMassive Attackの「Mezzanine」に聴いてたら、最後の曲のデータ壊れてるじゃないか。
CDどこにしまったかなあ。もう一度取り込み直さなくちゃ。
カプセルのCDと盤面の色が同じで、ケースを間違えて入れてしまった気がする。
あーもー。イライラする。

 chillout希望。

 今日の思考、明日の思考。日々変化する思考。
 生臭い香りをかぎたい日もあるってことか。うーん。
細分化、未来のない双方向、想像力の欠如。
 考えなくちゃ、考えなくちゃ。思考は飛行、想像力は羽。

0509

 女の子は生まれてきた瞬間にお姫様だから、健やかに元気に、ノビノビと、
セックスの香りがしない感じで(これは僕に聖女願望があるから)育って欲しい。
 あー、お姫様。
 それぞれに王子様やピエロや召使いや詩人やらなんやらを見つけて幸せになるがいいのさ。
 僕も僕のお姫様を見つけるんだ。それは他のお姫様よりもずっとお姫様なんだ(くるくるぱーな発言)。
 幸せはいいよね。概念的にいいよね。停滞とも言うかもしれないけれど、それは受け取り方の問題だ。

 僕の持論(?)で、子供の頃から恵まれた環境で育ってきた人は、自分のためになにかされると
「ありがとう」というけれど、その逆の人は「ごめんなさい」っていう。

 ところで、幼児期に 虐げられてきたであろう、特有の怯えを見せる瞳に僕は
ゾクゾクくるのだけど(サドなので)、そういうのはなんだな、愛したくなるな。

 なんの話だ本当に。




「○○はいいよね」と言った後に「リリンの〜」って続けたくなるのは、おそろしい呪縛だ。

0509

 言葉にすると嘘に聞こえる気持ちは、きっと嘘だ。
 本当のものは言葉にしたって文字にしたって歌にしたって
 それは嘘には聞こえない。

 残念ながら、これは希望(望み)でしかない。


 悲劇のヒロインぶる女の子は嫌いだけど、
 悲劇は世の中に確かに存在する。

 ところで「もうやってらんねーよ」って口に出すと、
 とても甘い味がする。人を壊す種類の甘さだ。砂糖のたっぷり入った炭酸飲料と同じ。


 好きな映画は? と聞かれると「愛しのローズマリー」と答える。
結局、理想と現実ということが僕の永遠のテーマなんだ。


 恋愛がわからない。
 ヒントじゃなくて、もう答えをくれ。



「今日はちょっとセンチなんだ」

と、知り合いにメールを送った。そしたら、返事がきた。

「じゃあ早くミリメートルになれるといいね」

 悟りの境地。


 無性にP-MODELの「美術館で会った人だろ」が聴きたい。

 そういえばウチのPCの起動音は、
 平沢さんが作曲したという、アミガのブート音です。
 ここから絶叫のEYE!!


 iPodにヒロスエの「ジーンズ」が入ってるのを見られる。
 だってあれ、UAの「情熱」と同じ人の仕事じゃないか。たしか。違ったっけ。


 眠れないので横になって音楽鑑賞。
 ジュリアード四重奏団(誰?)のモーツアルト弦楽五重奏曲No.3 ハ長調k.515 4.Allegro。
 僕はこうゆう音楽のことさっぱりわからないのですが、最近はこの曲ばっかり聴いてます。
 弦!て感じがいいですね。オーケストラになるとストリングスがボリュームありすぎて
お腹いっぱいに。これぐらいがいいなぁ。
 ところで弦楽五重奏曲って、五人でやるってこと? ジュリアード四重奏団てことは、
一人はヘルプ? やっぱスタジオとかでその一人はいじめられたのかしら。
お茶がぬるいとか、一人だけ弁当を床に座って食わされるとか。迫害?


 クラシック音楽にあかるい(よ!)の人が教えて くれました。教えて偉い人!

 四重奏団は、五重奏曲でも四人で演奏するそうです。
 よかった、スタジオで一人床に正座って人がいなくて。
 でもちょっと待って! 五重奏曲なのに四人で演奏されちゃうモーツアルトの気持ちは、
あの夏の真っ青な空に置いてけぼり?(入道雲にモーツアルトの顔が重なるイメージで。
しかもモーツアルト苦笑い)


 テレビでドイツ語講座を見る。石野卓球やエレンエイリアンのインタビューが出るから。
 見た。なるほど。テクノーーーーーーーーーーー。

インフォ 0509

 以前、イラストレーターのマリちゃんを中心に「mari-chan sound」というチーム(?)を
組んで、曲を作ったりPVを作ったりしてました。僕はそこで作詞とか楽曲に対しての
コンセプトとかをプロデューサー気取り(しかも泥酔状態)で担当していたんだけど、そのPVが
Pictoplasmaアニメーション・フェスティバルで公開されることになったそうです。
会場はベルリン。ベルリンて!! なので、ベルリンからこのページを見ている人や、
ドイツ人の方、開催時期にドイツに行く用事がある方は要チェックやでー(そもそもどういう
イベントなのか僕はわかってません)。
 このことをマリちゃんの日記で知って、あらためてPV見たら面白かった。なんというか、
演出じゃないだろう動きのニュアンスとかがグッときた(もしかしたら意図的な演出かも)。
 あと、やっぱり歌詞の中の「夫婦でも強姦罪は成立するの」っていう部分を「marital rape is a crime」
って英訳したのは最高の仕事だと思う。
 僕のリミックスも楽しげな感じなので(すごく真面目に作った!)、よければ聴いてください。
 CDは売り切れみたいです。またやりたいなぁ、マリちゃんサウンド。今度は「マリちゃんホーミー」
って曲を作って、ホーミーをやらせようよ。

ログ 0509

 2000.1.17. clearloversoul LOG

「アイノコトバ」 

 チョークの白と、同じ。洗濯洗剤の白と、同じ。
 妙に合成的な白い肌をしてた君。
 血管は僕の視線を避けるかのように筋肉に溶け込んでいた。
 積もったばかりの雪のような肌をしているね。
 僕のナケナシの表現に、君は照れ笑いを浮かべた。
 積もったばかりの雪が溶けるくらい、暖かい笑顔だった。
 彼女の手首を最初に見た時、輪ゴムを巻いているのかと思った。
 近づいて見てみると、それは筋肉の盛り上がりだということがわかった。
 細い手首の周りをクルリと舐める筋肉のひきつりは、細い刃物で、
その通りになぞった、のだ、ろう。僕は彼女が自分の手首を一周、
クルリとナイフでなぞる所を想像して興奮した。
 真っ赤な血が、チョークのような肌の上で滲む。
 もしかしたら彼女の手首はチョークでできているのかも知れない。
 いつ折れたっておかしくない。
 彼女は自分の手首が気にいらなくて、ナイフで削ろうとしたのだ。
 カリカリと細かく白い粉末が飛び散ることを想像しながら。
 きっとそうだろう。その考えに僕は賛成だった。
 それはとても、美しい瞬間だと思ったからだ。
「君の気持ち、僕にはわかるよ」
「あなたならわかってくれると思ったの」
 そんな会話を想像しながら、僕は君の手首に舌を這わせた。
 味蕾が筋肉のひきつりでいっぱいになる。
 君のカラダで唯一、醜い部分だって僕は愛しているんだ。
 紫色をした盛り上がりは、泡を含んだ唾液で濡れた。
「手首を切るなんて、生ぬるいのよね。
 そんなんで死ぬなんて思っちゃいないんだからさ。
手首を切り落とせば死ねるんじゃないのって。名案でしょ。
だけどね、いかんせんナイフが細かったのね」
「そうだね」
「ペーパーナイフじゃ手首は切り落とせないのよ」
「そうだね」
「ブチブチブチって音がするくらい筋肉を裂けないとダメなのよね」
「そうだね」
「死ななかったからね、だからこんなに醜い跡になっちゃたのよね」
「そうだね」
「別に手首を切ることがオシャレだなんて思ってないわよ」
「そうだね」
「それで何かを得ようともしてないわよ」
「そうだね」
「いかんせん、ナイフがダメだったのよね」
「いかんせん、そうだね」
「ダメね、あたし。死ねなかったのよ。手首を切り落として」
「そうだね」
「あたしを愛してくれるのかしらね」
「愛してるよ」
 チョークを削るように君はカラダをナイフに舐めさせ続けた。
 僕は君を愛し続けた。君のカラダは醜くなる一方だったけれど、
合成洗剤みたいな白は腐った青紫になってしまったけれど、
僕は君を愛してるんだ。
 まったく、それぐらい何だって言うんだい。
 何の問題も無いよ。