日記 040303

  ああ、ひなまつり。
 世界中の女の子が僕に一目惚れすればいいのに。

 それはいいとして、ケンカ、特に男女の中というのは双方に話を聞かないと
どちらかが一方的な悪者になってしまうなあと思ったりしました。
 特にケンカをしているのが女の子、その話を聞く友達の男の子、という関係での相談になると、
この男の子の下心というのもプラスされて、それはもう、相手の男の人はどんなに悪いやつ
なんだよ、っていうぐらいに話が膨らむんじゃないかなあと。
 というのを数年前のできごとを、さっき思い出して考えました。
 僕は、残念ながら別れてしまった恋人さん、のことを悪く言うというのは、たぶん、ないんじゃ
ないかなあと思います。ちゃんと付き合ってれば、だけど。
 たぶんそれは、男の人に多い「引きずる」というのが関係しているのかも知れませんが、
 裸で抱き合った人のことを、他人に語るというのだけで抵抗を感じるのです。
 うわ、どうでもいい話だ。

 ああ、ひなまつり。
日記 040304

 レンタルビデオ屋さん、延滞して五千円も払って本気で死にそうになりました。
 納豆だけで生きていきます。早くお給料はいれ〜(念力)。
日記 040305

 例えば悪いことが起こっていて、その渦中にある人に、ちょっとした幸せが訪れること。
 圧倒的な寂しさに包まれながらも、ホクホクすること。
 あるいは、恋人と別れた夜にテレビを見て、泣きながら「へへへ」って笑うこと。
 感情はいつだって遠慮なしに僕の心に踏み込んできて、スイッチをカチャカチャといじる。
 そんなに触るとレバー取れるから、って思う。
日記 040306

 間違い電話をかけてしまったことから電話をする機会を頂いた友達が
結婚するそうで。まったくもってこりゃおめでたい。こういうタイミングに間違い電話をするなんて、
僕もなかなかハリウッド的だなと思いました。ユーガタメール。
 そうか、結婚かあ、などと思いながら缶チューハイをグイッっと。
 僕は結婚、まだまだなんだろうなあ。結婚したかった人は、どこか遠くで元気に仕事をしているよ。
 あ。そうだ、政略結婚? というのをしてみたいので、13歳ぐらいの女の子の父親は僕にメールください。
 なんだか昔は当たり前だったそうですよ。じゃあしょうがない。うん。

 ところでインターネットさんは元気でやっていますか。僕は少し疲れているよ。インターネットさん、
僕に元気のでるクスリをください。

 はい、というわけで呼ばれましたインタネーットさんなんですけどね。頑張っていかなあかんなって
思ってるわけなんですけどね。
 本日お届けするのは、ドリームズカムトゥルーのLOVELOVELOVEなんですけどね。

 もういい。

 ぶちん(OFF)。
テキスト 040307

 とらわれの身となったお姫様を助ける人はいるけれど、26歳のひとりぼっちを
救ってくれる大きな手は、いくら空を見上げても、その影さえ姿を現さない。
 そこで勘のいい僕は思うわけだ。
 ああ、これからずっと一人で暮らさなくちゃいけないんだ、って。
日記 040308

  やっぱりマイケルラウの人形が好きだあ。
 消費者が商品を選ぶということは普通なんだけど、たまに商品が消費者を選ぶという
構図があるじゃないですか。マイケルラウもそれと同じで、商品に選ばれたいと思わせる
消費者になってしまうのです(もちろん彼の作品を「商品」としてくくってしまっていいのかという
疑問はあるけれど。ただアートにしては面白すぎる)。
 僕はマイケルラウの人形を「リカちゃん」の男の子版だと思っているわけなのです。
 リカちゃんが「かわいい女の子」の世界を構築しているのに対して、彼の人形は「いけない世界」を
形作っているように思える。ほら、女の子がちょっと不良っぽい男の子に憧れたりとかするじゃない
ですか(少女漫画の世界とかで)。あれは男の子にも似たような気持ちがあって、「悪いこと」に
対する憧れというのはあると思うのですよ。その「悪さ」を上手い感じですくいあげて、フィギュアの
世界観に組み込んでいるというところがたまらんなあと。
 彼のフィギュアはタバコ(?)吸ってるし、タトゥー入れてるし、注射針の跡はあるし、おいおい
そんなのお人形として売っていいのかよ、というぐらい過激であると言えば過激なのです。
 過激さはグルーミーやイケニエが「かわいさ」でラッピングされるわけですが、彼の場合は
「カッコヨサ」にラッピングされて(時にはカワイサにも)商品として成り立っているのかしら。
 ともかく、アディダスやVANS、ナイキのスニーカーを履いて、グラフティのためのスプレー缶を
持ったタトゥーいれた人形なんて、僕が知る限りマイケルラウまでは存在しなかったわけで、
さらにそれぞれがストーリーを持ち、なおかつ欲しいけど手に入らないなんてなったら夢中になるのは
当然じゃないかなあと。
 マイケルラウの12インチ(ガーデナーだっけ?)は、オリジナルが無名当時で5万円で売られていて、
今ではシリアルナンバー001が100万円というバカみたいな値段になってるわけです。
 さすがにそれを買おうとは思わない(し、お金もない)けど、適正価格で12インチが出たら嬉しい。
 それは、無名のくせに人形を5万で売っていた彼の意思に対しての、賞賛のための消費行動が
できるからなんじゃないかなあと思う。
 もし適正価格が5万円だとしたら、どうにかしてもうちょっとしてくれ、とは思うけど。

■http://www.michaellau-art.com/

 ただ、やっぱり僕はマイケルラウならなんでもいい! ってならないから、コレクターとしては
まったく失格なんだと思う。ハコとかもいらないから捨てちゃうし。
040309

 さっきの日記は間違えてアップしたので消しました。
 今日は小説執筆のための自己資料を作ったりしてました。自分の小説なのに
自分で資料作らないと管理できないっていうのが。まったくもう。

 教えてもらった8インチのアナログプレイヤーなんですけど、確かにこりゃカワイイ。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040223/hmv.htm
 純正品はファミコンっぽい感じのカラーで、HMV版は黒とかでオサレな感じですかね。
 これって8インチしか聴けないみたいですが、それ以下の大きさならなんでもいける
のかなー。レゲエの7インチとか入れてカコカコ鳴らすのがカワイイんじゃないかと。
 8インチはおにゃんこと、昔のアニメの歌らしいですけど。
 HMVに売ってたら欲しいなあ。そんでまたレゲエとか買い出しそうで怖い。
 最近、すげーダラダラしたレゲエ聴いてます。ハードなやつより、まったりしたのが好き。
 ただ、全然知識がないのでなにを聴いていいのやら。ンチャカツカ、ンチャツカ。
 とか思ったら8インチじゃなくて8センチかあ。ムリじゃん。
 つうか8センチってちっせー。かわいいなあ。置いておくだけになりそうだけど。
 ピッチコントローラーがついてるってことは、ミキサーにつなげばDJできるという
わけですが、どう考えてもオーディオのアウトプットがついてるとは思えない。

 まったく私信。Kさんお大事に。自慰禁止で。
040309
 
「本当にそれでいいのか、メイド」

 テレビをなんとなくつけていたら「ヴィーナスエンジェル」という番組がやってました。
 前から噂は聞いとりまして、なにやらきっと女の子五人をメインとした、チープな戦隊物
だと思っていたのです。でも違った。見てたら、ミニスカポリスみたいなお色気バラエティー番組
だった。はきゅーんの人とかが出てましたよ。は、はきゅーん。
 それはいいのだけど、その中で紹介されていたメイド喫茶で、「ふーふーセット」なるものが
存在していると聞いて僕は驚愕しました。
 これは、オムライスだかなんだかを、スプーンですくってくれて、さらにメイドさんが「ふーふー」
してくれて、最後には「あぁ〜〜ん」ってしてくれるセットらしいのです。
 こんなの知らなかった。つーか、大丈夫なのかメイド喫茶。それは、あきらかに過剰なサービス
のような気がしてならない。つまり、キュアメイドで紅茶を頼むと注いでくれたりとか、そういう、喫茶店としての
ラインを守っているギリギリのあれがメイド喫茶の「言い訳」としての部分だったんじゃないのか。
 「いやあ、喫茶店に入りたいだけだよ。たまたまメイド喫茶だったんだよ」っていう、言い訳の部分はもう
必要ないのか。スクール水着DAYだって「たまたまスクール水着だったんだよ」っていう言い訳が使える
じゃないか。それなのに「ふーふーセット」だなんて、あきらかにメニューからチョイスしてる時点で
言い訳できないぞ。それを注文しておいて「まさかこんなセットだったなんて」って言い訳はできんぞ。
 二千円という微妙な値段設定が逃げ場を塞いでいるんだぞ。
 もう僕らは言い訳すら必要なく「メイドたんに会いたい。会ってふーふーして欲しい」って声を出しても
大丈夫な世界に生きているのか。それは自意識とか羞恥心とか、そういう全てのものを置き去りにして
肥大化した欲望が暴走し始めているのではないのか。だって「ふーふー」してもらうって、それは、
なんというか、アウトだろ。それがいいんだったら、膝の上に乗ってもらうとか、床に落ちたカレーを
四つんばいになって舌で掃除させるとかもありだろ。いや、なしか。それはアウトか。
 最近になってコスプレキャバクラとか出てきたのですが、これはもうユーザーさんが「メイド喫茶」と
「コスプレキャバクラ」と「聖コスプレ学園」をひとつのライン上で結んだということなんじゃなのか。
 喫茶店、水商売、風俗という上記のみっつは、見えない壁で隔離されているはずじゃなかったのか。
ただ「コスプレ」という属性のみにおいてカテゴライズしてしまっていいのか。
 メイド喫茶のよさは「遠くからモジモジ見てる」という、あの「欲しいけど手が届かない」感じなんじゃ
ないのか。それとも僕はもう年を取りすぎたのか。カテゴライズされても所詮は三次元の女の子が
実体として存在する以上、夢を語っても無駄なのか。
 僕がメイド喫茶を好きだったのも、その精神性における部分が大きいというのに。それが肉体的な
接触により近くなっているというのは、構造の定義そのものを揺るがす大事件なんじゃないのか。

 つまるところ、メイド喫茶というのは受動的でなくてはならないと思う。メイド喫茶を選んだ時点で、
もうわかるべや、メイドさん見にきとんねんこっちは、でも恥ずかしいからなんてことない顔しとんねん、
ということで成立している空間であるべきなのではないだろうか。
 それなのに、ふーふーセットを注文するなんてアグレッシブな行動は、つまるところ「あのメイドより
こっちがいい」とか「もっとこーして欲しい」という破綻へと向かう道なんじゃないだろうか。
 ぶっちゃけ、メイド見てるだけでエロい気持ちになってるわけだよ、こっちはさ。それなのに「ふーふー」
なんてされたら、もう、我慢できねえよ! みたいなことになるんじゃねえの、ってこと。
 それを我慢して我慢して、というマゾ的な快感は僕には厳しすぎる。そもそも「ふーふー」をお金で
切り売りしてしまうメイドさんというのは、ありなのか! なしだろがよ!

結論:ふーふー、僕もして欲しい。

 とどのつまり、メイド喫茶は次のステージへと向かっているんじゃないのかしら、ってことです。
 サービスが過剰になるだけ、メイドさん個々にかかる負担が大きくなるし、それはメイドさん
一人一人のパーソナリティーに仕事ぶりを託すことになるわけで。どんな人がきても笑顔で
ふーふーできるほど根性の座ったメイドさんなんているのか。その時の笑顔が偽りならば、
僕はすぐに見抜いて鬱になるんだぞ。覚悟はできてるんだろうな、メイドどもよ。
日記 040309

僕はAが大好きだあああああああああああ。
寝る。みなさん、おやすみなさい。
日記 040312

送れなかった一通のメール。
日記 040313

*この日記は本当になんの知識もない僕が、アルコールに身を委ねて書いたので
適切じゃないと思うけれど、Webの日記なんてそんなもんだと思うので載せてみます。
というか、むしろ「そうじゃないよ、こうだよ」みたいなのをメールで貰えると勉強になります。

 「宮村優子」と「門脇舞」という声優さん

 二人に共通しているのは、少女性だと思う。なんだか上手く言葉を選ぶことが
できないんだけど、わたしがここにいる理由、というのを強く感じる。
 流れとして「宮村優子」「桃井はるこ」「門脇舞」ということになるんだけど、これを
理解できるのは僕だけかもしれない。言ってしまえば、僕の一方的な思い込みよるカテゴライズ
だから、それもうそうんだけど。
 宮村優子はエヴァンゲリオンにより少女性を発揮したんだと思う。あの作品により一気にメジャーに
なった彼女のアルバムからはサブカルチャーの香りが漂ってくる。それが彼女の思想によるものなのか、
他の誰かによるものなのかはわからないけれど、少なくとも彼女自身、そうなるべき素質のようなものを
持っていたはずだ。エヴァンゲリオンと、彼女の脱アイドル的な音楽観が
どこまで時期的にリンクしているのかは知らないけど(調べろよって話ですが)、あのアニメによって
ますます傾向が強まったのは間違いないはずー。ああ、ますます文章が変だ。
 ここまで読んでわからない人は、もう今日の日記は読まなくていいのです。
 アスカのキャラクター性(というかエヴァンゲリオンという世界観)を巧みに取り入れつつも、まったく
違う文脈のものを「宮村優子」というフィルターを通してアニメ界に流通させた功績は大きいと思う。
  僕が彼女のことを過去の日記で何度も言及しているのもそのせいだし、それは「お散歩ハウス」という
世界観の中で屈託なく遊んでいた山本麻里安とは決定的に違うものであると思う(お散歩ハウスは名盤です)。
 宮村優子につきまとっていたネガティブな印象(アルバムの中の写真に錠剤をたくさん使ったり)というのは、
理由もなく僕の心をくすぐるわけだし、それは全てひとつの方向に向かっていたからこその「これからどうなる
んだろう」という期待であり、不安(というより肉親的な心配)だったのだと思う。
 うーん。アルコール入ってるとダメだなぁ。入ってなくてもダメなんだけど。
 桃井はるこ(面識あるから「さん」とつけたくなるけれど、一人だけ敬称あるのも変なんで)は、メジャーな
ものをアンダーグラウンドにするのが得意な人なのはみなさんご存知の通り(なにせ、マウスのED(だと思う)
は誰が聞いてもアンダーワールドのボーンスリッピーなんだから!)。彼女自身、音楽に対する絶対的な
知識量を持っているし、それを自分のフィールドに引き込むのが上手い。対外的に見ると、宮村優子より
巧みにやっている感じがする。宮村優子がオリジナルへの興味をひかせる作用を持っている
のとは別に、桃井はるこの場合は全て彼女自身に集約されるということにもなる。だからこそ、巧いなあと思う。
 商業的にも成功しているし、きっと彼女はずっと前から「こうなるんだ」という確信に近いものを持っていたと思う。
 そうじゃなければ、ここまで世界観を崩さずに自分の思想を展開することなんて不可能だ。彼女の生き方
自身が「桃井はるこ」的、つまり「モモイズム」だったんじゃないかしら。
 そして門脇舞なのであります。彼女には、前出の二人と同じ香りを感じる。それは、絵が好きだから絵も
描きますよ、という多才な趣味を持つ声優さんであるということだけではなく、彼女自身の世界観を感じる
ことができるから、という意味で。宮村優子がエヴァンゲリオンによって世界観を与えられ、桃井はるこが
ずっと確信を持っていたのだとしたら、彼女は今から物語を組み立てるための準備をゆっくりと始めている
ように思える。つっても、僕が門脇舞に対して知ってることなんて、たった一枚のマキシシングルだけなん
だけど。だからこそ、そこから感じられる精神性に感動してこうして日記を書いているわけなのです。
 門脇舞は、どうして宮村優子なのかと言えば、やはり少女性だと思う。桃井はるこの場合は、ここは
二次元性につながるわけなんじゃないかしら。
 なんか結論めいたものを書こうとしたけど、眠いのでやめます。
 とりあえず僕は「空のシズク」が大好きで、この物語の中に取り込まれたいと思うのでありました。
 僕は声優さんを追いかけてアニメを見るとかしないのであれですが、彼女のアルバムが出たら、
絶対買うと思うし、どういった風景が広がっているのかとても興味がある。
 商業的な言葉言えばトータルコンセプトってことになるんだろうけど、そういう言葉で話したくない
もっと純粋な青空(のようなメロディー)。というわけで最近は「空のシズク」と、大塚愛の「さくらんぼ」、
それとなぜかプリッツの「Sakura Revolution」ばっかり聴いてます。

敬称略。
040316

 この前の土曜日はアケアタにもレイヴァーにもいけなくて
ガッカリだったよ! 
 という話しの流れで、セラチェンの素材をそのままパクったものがどっかで
流れてるそうだけど、クラブミュージック関係の云々はサンプリングとかの問題も
あるから難しいと思う。ただ、そこに意思とリスペクトがあるかどうかだけど、法律は
そこまで感情的じゃない。僕は小説を書く時に色々な要素を入れるけど、それは
リスペクトだったら無意識だったり、なんにしろ悪意なんてこれっぽっちもない。
 見ていて不愉快になったり、愛情が感じられないものはあんまり好きじゃない。
 こんな世の中にまったくのオリジナルなんて存在しないよ、と誰もが言うけれど、
ユーモアと遊び心がその代わりにあるじゃないか。

 あと、僕が「?ダイアリィー」に違和感を感じるのは、読んでいて「?」と思った
ものは自分で調べればいいと思うから。僕はそうして色々なことに興味を持った。
 だって、最初から提示されている情報なんて面白みに欠けるって思いません?
 隠されているからこそ、めくりたくなるんじゃないかなあ。
 「?」の、あのデータベース化を目的としたような、丁寧なリンク機能は、いささか抵抗が
あるんですが。僕が色々知らないからそう思うかもしれないけど。
 便利なのはいいことだけど、それによって視線が奪われるのは、自覚的であれという
ことに対しては不便かもしれない。

 前半と後半でテーマが違うのは、書いていて「アケアタってなに?」って思う人が
いるだろうなーって思ったからです。ググれば一発。か、二発。かそこら。
日記 040318

1
 きみとであったことはとてもたいせつなおもいでとして
これからもずっといっしょうこころにのこっていくのだろうな
 じかんがすぎていくたびにどんなつらいことでもへいきだと
おもおうとするじぶんがいやで だけどそうでもしないときっと
だれもがあたまがおかしくなってしんでしまうのだろうな

2
 TVドラマはどんなに素敵でも、俳優さんが記号に見えてしまう
ので楽しめないし興味がわかない。
 久しぶりに某映画を観て泣いた。素晴らしいなあ。素晴らしいなあ。
 僕も素晴らしく生きていきたいけれど、その可能性はある時点で
失われてしまったのだろう。か。

3
 最近ずっと体がダルい。

4
 歩いて20分ぐらいの電器屋さんで電化製品をカード(お金がなくても
品物が買える不思議なカード)で買って、持って帰ろうと思ったら一時間ぐらいかかって
運んだけど重くてムリだ、ムリだ、となって駅からタクシー使った(不思議なカードで)。
 なにしてんだろうかなー。

5
 一生一緒にいられる関係なんてないんだって、失恋するたびに思った。
 だけど心のどこかで信じてる。それは愚かなことだろうけれど、人間なんて
そんなものじゃないか。別れるのが怖いから付き合わないだなんて、ばかげてる。

6
 ずっと忘れることなんてないし、大嫌いなんてならない。
 だからといって、もうきっと、損なわれたままでしか。

7
 断片的な言葉をいくら並べても、いくら繋げても真実へは辿り着けない。
040329

 苛立って咳き込んで、同じサイトを何度も睨みつけて、まだ更新されないのかと
苛立って咳き込んで、煙を吸って苛立って。
 僕はなにに許されるためにテキストを打ち続けているのだろうか。僕はなにが
怖くて咳き込んでいるのだろうか。
 メールはこない。孤独だと感じる。自分が返事をしないからだと思うと自己嫌悪する。
 ただ僕はこの世の中と上手くやっていきたいだけなのに。ただ、色々な人と知り合って
仲良くしたいだけなのに。距離感がつかめない。ずっと遠くで見つめてる。不意に自分をさらけ出す。
 だけど、誰にも心は開かない。卑下と焦り、他人との比較。
 才能の前に脱力して、銀色を体にあてがう。
 音楽を聴いて咳き込む。煙が広がる。
 臆病ものと黒が笑う。少は黙っててくれないかと、それを払う。
 光が輝く。右手を伸ばす。制限つきの恋愛は時間と共に早足で逃げさる。
 憧れと近づいてもなにも変わらない。またひとつ上に届かないことに気付いた。
 原稿用紙の代わりの液晶、万年筆じゃなくてキーボード。
 冷えた食事が暗闇を誘う。切れかけの電気はスタミナを奪う。
 怖くてテレビが見れないということ。いつあの声が聞えてくるかわからない。
 怖くて雑誌が読めないということ。いつあの顔が現れるかわからない。
 星にさらわれ、消え去った笑顔はどこに。戻れないことを知る。僕だけ気付かないふりをする。
 新譜に絶望。染み渡る疲労。
 エンジンはタウリン。三本目をあける。
 ただ時間に怯え、指を震わせ、夢の背に落ちた希望を拾い上げる。
 いつかのバイトで見た、オレンジ色をした透明なゴム底のスニーカー。
 いつかの夢で見た、一点の曇りもない恋人の魂。
 なんの問題もない。忘れないで。なんの問題もない。

 僕は伝えるためにここにいる。砂糖をまぶしたカミソリの刃。
 僕は伝えるために呼吸する。脈打つ人波に潜水するダイバー。

 心を傷つけるためにここにる。血が滲む。生きてると感じる。
 そして前を向く。自覚的に、自覚的に。

 メイド喫茶で語ろうぜ。スモーカーズスタイルで見かけたら一本くれよな :)